ロケットニュース24

昨日のニュースをいち早くお届けしたい

English

特集

「超高層ビルの建設の後には金融危機が起きている」という調査結果

高層ビルの建設は経済発展の象徴だ。日本でも高度成長期には多くのビルが建ち並び、現在ではアラブ首長国連邦のドバイ、中国、インドなどで建設ラッシュ。各国が世界一の高さを競っている。

だが、国際金融グループ・バークレイズのバークレイズ・キャピタルから驚くべき報告が発表された。調査によると、世界の主要な経済後退・金融危機は、そのとき話題の超高層ビルの建設中もしくは完成後に起こっているというのだ。

バークレイズ・キャピタルの発表によると、過去140年の世界の超高層ビルの建設と主な金融危機には「不健全な関係性」があることがわかったそうだ。
 
例えば、1939年、アメリカ・ニューヨークにあるエンパイアステートビル(443メートル)の建設が始まったこの年には第二次世界大戦のきっかけにもなった世界恐慌が起こっている。

同時多発テロの舞台となった同じくニューヨークのワールドトレードセンター(528メートル)の建設時期、はちょうど1970年代のオイルショックと時期が重なる。

1997年、マレーシアのペトロナス・ツインタワー(452メートル)の建設中にはアジア通貨危機が起こり、現在世界一の高さを誇るブルジュ・ハリーファ(828メートル)建設中の2009年にはドバイショックが起こっている。
 
これらは単なる偶然なのだろうか。バークレイ香港資産研究部主管のアンドリュー・ローレンス氏は「建設ラッシュは過剰な融資の証だ」と指摘している。過剰な建設ラッシュは豊富な資本の不適切な配分であり、それが結果として破綻、経済後退へつながるということである。

過剰な投資から来る破綻ということであるが、同社が現在注目しているのは中国とインドだそうだ。

現在、世界に124ある高層ビルのうち53パーセントは中国にある。しかもそのうちの80パーセントは香港・深センを中心とする珠江デルタと上海近辺の長江デルタに集中しているそうだ。

またインドは高層ビルラッシュを迎えており、14棟が建設中。その中にはムンバイに建設中の世界第2位の高さになる予定のビルも含まれている。

歴史はまた繰り返すのだろうか。報告によると**「幸いなことに、現在建設中の超高層ビルのうち世界一高いビルであるブルジュ・ハリーファを超えるものはない」**とのことであるが、一国の経済後退はもはやその国だけの問題ではない。バブル崩壊なんてことにならないことを祈るばかりだ。

参照元:CBC NEWS(英語)

関連記事

Powered by logly lift

今日の人気記事

  1. スーパーのカートで「100円玉がない!」を解決! ロピアの「ロピタくん」キーホルダーが地味に便利だぞ
  2. 【2027年福袋まとめ③】スタバにゴンチャ、成城石井、JINS…大本命の福袋が続々登場してるぞ!
  3. 【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2161話目「新設、トラップ部隊㉟」
  4. 【東京進出】博多のソウルフード「びっくり亭本家」が新宿にオープン! メニューは鉄板焼肉のみ! 初回は「1枚(シングル)」をオススメする。なぜなら…
  5. ただのプラスチックなのに、何度も助けられた。アクスタの良さに気づいた47歳、自分もアクスタになる
  6. 【ヤオコー】レベチな惣菜がそろう売り場でミゲールさんを探せ! 海鮮丼に歓喜して代打サラダにノックアウトされた話
  7. 八百屋だけど実はインネパ弁当が激ウマな『旬やおや』に感じる新大久保 / ガチすぎるビリヤニが431円
  8. 【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2160話目「新設、トラップ部隊㉞」
  9. 防災庁の緊急要請にも、備蓄好きの私は余裕 → 念のため防災グッズを確認したら「やべ、気づいてよかった…!」
  10. 約2時間の大行列! 関東に再上陸した『スガキヤ』に行ってみた / レアな「モーニングセット」を狙うのが超オススメ

© ロケットニュース24 / SOCIO CORPORATION

Powered by WordPress VIP

[AD]