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東京・野方商店街の毎年恒例、エイプリルフールのジョーク貼り紙に記された “ひとつの願い”

4月1日は、1年に1度ウソをついてもいいとされる「エイプリルフール」だった。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「デマ」を警戒する向きがあり、ネット上で極端なウソは見られなかった。

エイプリルフールといえば、東京・野方の商店街の「ジョーク貼り紙」が有名なのだが、今年も実施したのか? 2020年4月2日に訪ねてみると、1日過ぎてはいたが、貼り出しているお店はあった。内容を見ると、ジョークではなく、現状に対する切実な願いも……。

・世相を反映

野方のジョーク貼り紙は、参加しているお店が自らネタを考えて掲出しているものだ。ユニークなものもあれば、風刺的なものもある。2017年に現地を訪ねた時に見かけたものは、以下のような内容だ。


「某女性大臣着用のメガネあります」(メガネ屋)
「当店のゴム長クツで水たまりもおんぶされないで渡れます」(クツ屋)
「都合の悪い答弁の記憶も消せる消しゴム販売中」(文房具屋)


ある意味世相を反映しているとも言えるだろう。ちなみに、掲出期間がお店によって異なっているらしく、4月2日にはすでに貼り出しをやめているお店もあるようだ。


・今年の貼り紙(一部)

そのなかでも、特に興味深いものをいくつか紹介したい。なかには冗談なのか本当のことなのか、わからないものも。


「人生はやり直しがきかないと思っているあなた! ぜひ当店へご来店下さい。6ケ月保証付で何度でもあなたの人生をリサイクルさせて頂きます」


「イケイケの25才の店長が貴女にピッタリのお洋服をアドバイスします! (笑)」


「実は沖縄の骨壺にはシーサーが乗っている!? (ホントのお話です)」


・願い

工夫を凝らした貼り紙があるなか、やはり新型コロナウイルスを題材にしたものがいくつかあった。そのなかで個人的に目に留まったのは、ジョークではなく願いだった。

「災い転じて福となりますように」


新型コロナウイルスの拡散は衰える気配がなく、収束の糸口が見えない。この貼り紙にあるように、災いが過ぎ去った時、人の元に福が訪れることを願うばかりだ。


参考リンク:野方商店街
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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