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食レポ連載「羽鳥と原田の餃子道」記事一覧

魔法のように肉汁が出てくる!! 大阪の「カミナリギャング」はかつてない新食感で種明かしができない不思議な餃子

こんな餃子があるのか……! 全国各地のいろんな餃子を食べてきた当編集部であるが、改めてその奥深さを知った。教えてくれたのは餃子図書館。今、数を急速に増やしている餃子のセレクトショップだ。

どんなもんだろうと買いに行ったものが大当たり。岐阜県の「じゅうしい餃子」が過去イチに匹敵するウマさで、スカウトマンの眼力に感心したばかり……なのだが、なんと先日! その餃子図書館から当編集部に餃子がいくつか届いた。どれも美味しそう……!!

・今回実食する餃子名の由来

今回、その中から作ってみることにしたのがカミナリギャングという餃子。ググってみたらどうやら同店は大阪府八尾市にあるようで、エッジの効いた店名だけにオラオラしているのかなァ……と思いきや!

店名の由来には「餃子が雲の形に似ていることからカミナリに打たれたような衝撃的な美味しさの餃子を提供すること、食べた方の心を鷲掴みにしてギャングのように心を奪う餃子となるように」──との想いが込められているそうな。ほほ〜! 真面目ですな。


・vsカミナリギャング

では味の方はどんな感じなのか、さっそく食べてみるとしよう。作り方は至って普通。温めたフライパンに油をひき、餃子を並べて餃子の下1/4くらいまで水を入れ、フタをして水気を飛ばせば……

はい、出来上がり。強烈な匂いがするわけでもなく、大きさ的にも普通。パッと見だと特別変わったところは見当たらないが、どんなカミナリで衝撃を与えてくれるのだろう。まずは編集長のGO羽鳥から食べてみた。すると……

羽鳥「……!!!!」


羽鳥「あぁぁ……うまいねぇ! こりゃあ、なかなか面白い餃子だね。不思議だよ。皮があるでしょ、汁があるでしょ、そんで汁の中に肉がある。つまり、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんような感じなのよ」


ほへ……? 連日の暑さで朦朧(もうろう)としているからなのかちょっと何言ってるか分からない部分があるも、気温が38度に届きそうなのだから仕方ない。ここは気持ちをしっかり持って私が的確にジャッジせねば……いただきます!

って、オイオイ……!!!!


羽鳥が言うように、まさしくお母さんのお腹にいる赤ちゃんのような感じで肉がいた。通常の餃子であれば皮を噛んで肉汁、そこからすぐに肉(餡)が滑り込んでくるが、1つ1つが口の中でアクションしてくる。

簡潔に書くならば「皮 → 肉汁&餡」のところが「皮 → 肉汁 → 餡」といった感じ。キレイに分かれていて、それぞれの味を実感させてくれる。これはかつてない新食感で面白い!

そう感心していたら、あっという間に完食。あまりにも肉汁の出方が違いすぎて味がすっ飛んでしまったものの、美味しかったのは間違いない。皮もよかったし、数ある肉汁系餃子の中でも完成された一品だと言える。


・消えた肉汁の謎

一体全体どうしてこうなるのか。まるで狐につままれたような気持ちになった我々は、真相を探るべく餃子を真っ二つに切ってみた。さぁさぁ、その秘密を暴かせておくれ……とドキドキしていたら不思議なものでなんと……

まったく肉汁が出てこなかったから謎は深まるばかりである。私たちが今日食べたものは一体何だったのだろう。原材料を見ても、気になったのはスペイン・ガリシア州政府認定「ガリシア栗豚」のみ使用していることくらい。謎だ。謎すぎる。

なお、値段は餃子図書館だと1200円。公式オンラインショップだと餃子6人前(36個)で2333円、10人前(60個)だと3888円となっている。普通の餃子ではないので餃子道を突き進む人であればマストバイ。ぜひ種明かしに挑んでみてほしい。

参考リンク:餃子図書館、カミナリギャング
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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