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ビュッフェを「好きな分だけ持ち帰る」という合理性 / 神戸クック・ワールドビュッフェが示す『新しい食べ放題』の在り方

みんな大好き「業務スーパー」。その運営元である**「神戸物産」が、実は外食事業にも力を入れているのをご存知だろうか? スイーツビュッフェで人気の「プレミアムカルビ」などが有名だが、実はもうひとつ、圧倒的なコスパを誇る食べ放題レストランが存在する。その名も「神戸クック・ワールドビュッフェ」**だ。

以前、当サイトで砂子間正貫が宇都宮店を紹介しているのだが、彼はなぜか土日のディナータイム(当時・税込1980円)で利用していた。平日ランチの方が圧倒的に安いのに、なぜ夜に訪れたのだろうか……。

平日ランチ(税込1540円)に行くべきだろ! ってことで、この私(佐藤)が平日昼間に千葉店を訪ねた。するとランチよりもさらにお得な利用方法があった。それは持ち帰り……、ビュッフェをテイクアウトするのである。

・ビュッフェのルール

JR千葉駅からモノレールに乗り継ぎ、市役所前駅から徒歩約10分。ポートタウンの5階にお店はある。



人気店と聞いていたので行列を覚悟していたが、平日のお昼時ということもあり、並ぶことなくすんなり入店できた。**お店は「先払い制」**で、セルフレジで会計を済ませるとスタッフが席札をくれるシステム。


席札の裏には注意書きがあるので、しっかり読んでマナーを守ろう。食べ残しや無断での持ち帰りは禁止。この辺はここに限らず、食べ放題のお店の常識の範囲だろう。再入場やテーブル移動もお断りとのことなので、これらにも注意して頂きたい。


・広すぎる!

店内に入ってまず驚いたのは、そのスケールだ。めちゃくちゃ広い! ホテルのビュッフェ会場かと思うほどの広さで、席数はなんと**全324席(個室11室)**もあるという。


これなら家族連れでもノビノビ利用できるし、多少子どもが騒いでも気にならないだろう。**料理は「100種類以上」**とのことだが、とにかく店が広すぎるため、ビュッフェ台に並ぶ料理がなんだか少なく見えてしまうという謎の錯覚に陥ったほどだ。

実際はかなり多い。料理が置かれている範囲が広すぎて、それらをひと通り見てまわるだけでも、結構歩かされる……。


ドリンクバーも広々としているけど、飲み物は一般的なジュースディスペンサーだった。


・満足できる内容

料理を見ていこう。運営が神戸物産なのだから、当然、並んでいる食材の多くは同社の商品だろう。とはいえ、そのままただドカッと出しているわけではない。キッチンにオーダーすればパスタを出来立てで提供してくれる。


またセルフ式のうどんやラーメンのコーナーもある。好みの麺を好みのスープで楽しむことができるぞ。

そのほかにもピザ、唐揚げ、お好み焼き、麻婆豆腐……まさしく**「ワールド」の名にふさわしいラインナップ**。


それらの中から私はいろいろと調達してきた。とくに何も考えずに皿に盛って行ったら、パスタと焼きそばとパッタイという3種の麺を持ってきてしまった。こんなに麺を食いたいわけではなかったのに……。


これらの中で取り分け印象に残ったのは、ミラノ風というカツレツだ。冷食は業スーの得意分野。したがって、味が安定している上にひと工夫でパルメザンチーズを散らしている。うん、悪くないな。


それからピザも冷凍のものと思われるが、この4種のピザには別添えでハチミツが用意されていた。そういうところがちゃんとしていて好感が持てる。


1回戦目でカツの美味しさに気づいたので、2回戦目でご飯の上にカツを乗っけてカツカレーにした。カレーもまた味のバランスが良く、挽肉たっぷりで食い甲斐がある一品だ。


最後にスイーツを調達。プレミアムカルビでも提供しているものに近いラインナップで、冷凍の品ではあるけど、外さない安定感がある。


この濃厚ガトーショコラはたしか、似たようなものがプレミアムカルビにあったはず。冷食と侮るなかれ。この手のスイーツはひと昔前よりかなり美味しくなっているのだ。

これで1540円で食べ放題なのだから、庶民の味方にもほどがある。やっぱりディナーで利用するより、断然ランチがお得だろう。


・結局テイクアウトがお得

ここまで店内の魅力を語ってきたが、ここで1番お得なのはやっぱり冒頭で触れたテイクアウトだろう。実は私が入店した際に、弁当容器を持ち歩いている人がいて、あれはナニ!? と驚いてしまった。


まさか量り売りをしているだなんて。この日は大雨だったが青天だったら、私も持ち帰りにして、近所の公園で食べたかったくらいだ。だって、1グラム=税込1.62円だから、500グラム分盛っても税込810円。盛り付けのバランスを考えれば、かなり満足の行く内容にできるはず。


肉ばっかりでもいいし、野菜中心にするのもよいだろう。何をどう選んでも自由。しかもこの仕組み、フードロス削減にも直結する非常に優れたやり方ではないだろうか。なお、このテイクアウトはランチ・ディナー共にラストオーダーの時刻以降は、さらに全品50パーセントオフになるそうだ(一部対象外アリ)。

いやはや、業務スーパーの底力を見せつけられた気分だ。店内で腹がはち切れるまで世界の料理を堪能するのも最高だが、個人的には、好きな惣菜をグラム単位で買って帰るというスタイルが、これからの時代に合っていて素晴らしいと感じた。

神戸クック・ワールドビュッフェは全国に店舗を展開している。お近くにお店がある人は、ぜひこの圧倒的なコスパと自由度を体感してみてほしい! もし訪ねたお店でテイクアウトが可能なら、使わない手はない。


・今回訪問した店舗の情報

店名 神戸クック・ワールドビュッフェ 千葉ポートタウン店
住所 千葉県千葉市中央区問屋町1-50 千葉ポートタウン5F
時間 11:00〜15:30、17:30〜21:30
定休日 定休日なし(臨時休業アリ)

参考リンク:神戸クック・ワールドビュッフェ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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