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6つのAIに同じ写真を送って「週刊プロレスっぽくして」とお願いしたらこうなった

ちまたにあふれる「あ〜、AIだな〜」ってデザイン。施設のポスターや飲食店のメニューまで、あらゆる場所で「AIデザイン」を見かけるようになった。


それが良い悪いは別として、うんざりするほどAIデザインを目の当たりにすると、“AIらしさ” というか、AIデザインの特徴がなんとなくわかってきた。


とはいえ、それらがどのAIを使って作られたのかは不明だし、各種AIの “デザインの癖” も知りたくなったので、いっちょ比べてみることにした。

・週刊プロレスっぽくして

まずAIに送ったのは、女装ポールダンサー姿の私(スーパーレイ)がオリジナルのマスクを被っている、「マスクド・スーパーレイ」の写真。


そのうえで、「この人物はスーパーレイ。キャッチコピーはUse Everything。週刊プロレス風の雑誌の表紙みたいな感じにして」と、6つのAIにまったく同じ指示を送ってみた。


6つのAIの内訳は、おなじみチャッピーことChatGPT、GoogleのGemini、Meta社のMuse、AnthropicのClaude、XのGrok、MicrosoftのCopilotである。


その結果がこちら。

それぞれ詳しく見ていこう。


・ChatGPT

非常に無難だが、そこかしこに、**ちまたでよく見る「AIデザインらしさ」が出まくっている。**たとえば「スーパーレイ」の文字の先端の「筆っぽさ」。なぜかチャッピーは筆文字をよく使う。我々が最もよく見るAIデザインは、コレなのかもしれない。


・Gemini

個人的に、最もデザインとしての完成度が高いと感じたのがGoogleのジェミニだ。よ〜く見ると、誤字(?)だらけで何が書いてあるのかわからない。だが、もっともそれっぽい。いつぞやかGeminiはアーティストと書いたが、今回も巨匠であった。


・Muse

つい最近、鳴り物入りで登場し、あまりの性能の良さに皆をビビらせているのがMeta社のMuse(ミューズ)であるが、デザインでもその能力をいかんなく発揮。個人的に評価したいのは、デザインよりも表紙に書かれた文言。情報として完璧と言える。



・Claude

なにかと優等生な印象のあるクロードだが、**芸術の成績は「2」くらいだろう。**なんなんだ、この「海外の人が無理やり日本語を使った感」は。東南アジアで売ってるパチモノか。人には向き不向きがあるように、AIにも向き不向きがあるのだなと痛感。


・Grok

シンプルすぎる。余計な仕事は一切しない感もあり、はっきり言って非常につまらない表紙デザインとなっている。「スーパーレイ」の文字もまた、「いかにもAI」な装飾文字。なぜAIは文字(フォント)を無駄に加工したがるのだろう……。


・Copilot

昭和か! もしくは、あえてのレトロ調か。Grokとはまた違ったシンプルさであるが、どちらか選べと言われたら、私ならCopilotに軍配をあげる。むしろ「スーパーレイ」あたりの文字は入れなくてもよかったのでは。なにげに好きなデザインだ。


──てな感じ。見比べてみると一目瞭然、Geminiのアート感は、やはりスゴイ。写真には色調補正してあるし、デザインのバランスとしては最強。しかし文字がデタラメで何を言ってるかわからない。「バカだけどアートセンスはある」のが私の中のGemini感だ。


あなたの好みのデザインはあっただろうか? それとも「どれもAIっぽいから嫌だ」と思っただろうか。いずれにしても、きっと数年後には、「ああ、こんなデザインもあったよね」と懐かしく思うことだろう。


なぜならば、「いかにもAIなデザイン」を楽しめる(?)のは今だけだから。AIの進化と共に、AIデザインもまた進化していくと思うから。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼フルオーダーのマスク「マスクド・スーパーレイ」

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